今年の中秋の名月は9月25日。エルデではその前日に、お月見会を開催しました。
ただお菓子をいただき、お茶を飲むという時間にするのではなく、
今回は茶道の師範でもあるメンバーさんからの提案で、少し特別な試みをいたしました。
そのメンバーさんのご指導の下、他メンバーの皆さん、そして職員も一緒にお茶点てに挑戦しました。
一見すると静かで迷いのないその所作ですが、いざ自分が挑戦してみると、
想像以上に難しいものであることに気づかされます。
筆者も実際に茶筅(ちゃせん)を手に取らせていただきました。
しかし、どうしても手元が急いでしまい、「ゆっくりと動く」ということの難しさを感じました。
私たちは日頃、効率やスピードが求められる慌ただしい世の中に生きています。
無意識のうちにその速さに適応しているからこそ、
茶道が持つ「今、ここ」の動きに集中し、あえて時間をかけるという営みに
現代の時の流れとのギャップを感じずにはいられませんでした。
お茶を点てる静寂の時間の中で、世の中のスピードの速さを改めて実感するという気づきも
いただける機会となりました。
忙しい現代だからこそ、季節の節目に立ち止まり、
みんなでお抹茶の香りや味、ゆっくりとした時間を共有する…
とても豊かなお月見会となりました。
ご指導くださったメンバーさんに心より感謝申し上げます。
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